【介護現場のリアル】涙を流して、それでも介護を続けた日々

nao70

はじめまして、naoです。
介護福祉士として特別養護老人ホームに12年半勤めたあと、訪問介護に転職して半年。
まだまだ新米訪問介護士として、日々の現場で感じた小さな気づきや、利用者さんとのやりとりをこのブログに綴っています。

家では夫と子ども3人の母としても毎日バタバタ。
だからこそ、**日々の“ちょっとした癒し”や“やさしい気づき”**を大事にしたくて、このブログを始めました。

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ブログでも、インスタでも、
“ふんわりまったり、でもちょっと元気になれる”そんな発信を続けていけたらと思っています。
どうぞ、ゆるりと読んでいってくださいね

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施設介護

こんにちは!naoです。

12年以上特別養護老人ホームで勤務し、今は訪問介護の現場で日々奮闘中です。

今でこそ介護の現場で働いていますが、
以前の私は、まったく介護の世界とは無縁の生活をしていました。
前職では営業の仕事をしており、担当していたお客様は年配の方が多く、とても可愛がっていただいていました。
しかし、介護そのものには特別な興味を持ったことはなく、「自分が介護の仕事に就く」なんて、当時は想像すらしていませんでした。

そんな私の人生を大きく変えたのは、父の死でした。
まだ60代だった父は、闘病生活を送りながらも、私にとってはいつまでも元気でいてくれる存在だと信じていました。
父と私は、長い間、ふたりで暮らしてきました。私は生粋のお父さん子で、父がすべてでした。

だからこそ、父を失った時には「この世の終わり」だと感じました。
自分も、もう生きていけない。
そんな絶望の中で、当時小学生だった長女に支えられながら、なんとか日々をつないでいきました。

仕事を続けながらも、心のどこかでずっと父を思い出していた日々。
そんなある日、たまたま介護施設について詳しく話を聞く機会がありました。

その時、ふと胸に浮かんだのです。
「父が生きられなかった人生を、今この瞬間も懸命に生きている人たちがいる」
そんな人たちに、関わっていきたい。お世話を通して一緒に過ごしていきたい――
そんな気持ちが、自然と心に芽生えていました。

それが、私が介護の仕事を始めたきっかけです。


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