【訪問介護リアル】“ありがとう”が心に染みた、あたたかなご夫婦の時間

nao70

はじめまして、naoです。
介護福祉士として特別養護老人ホームに12年半勤めたあと、訪問介護に転職して半年。
まだまだ新米訪問介護士として、日々の現場で感じた小さな気づきや、利用者さんとのやりとりをこのブログに綴っています。

家では夫と子ども3人の母としても毎日バタバタ。
だからこそ、**日々の“ちょっとした癒し”や“やさしい気づき”**を大事にしたくて、このブログを始めました。

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ブログでも、インスタでも、
“ふんわりまったり、でもちょっと元気になれる”そんな発信を続けていけたらと思っています。
どうぞ、ゆるりと読んでいってくださいね

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介護

こんにちは!naoです。
12年以上特別養護老人ホームで勤務し、今は訪問介護の現場で日々奮闘中です。

【〜今日の訪問先は〜】

さて、今日の訪問先は――90代のご主人と80代の奥様、仲睦まじいご夫婦のお宅でした。
ご主人は穏やかで優しく、奥様は気丈で、いつも家の中をきちんと保っておられます。

【ご夫婦への寄り添いから始まった、今日のやりとり】

今日はご主人のバイタル測定やパット・紙パンツの交換、陰部洗浄に加え、体調不良の奥様への臨時訪問も。
食事や水分の準備など、できない部分を少しでも支えられるように心がけながら声をかけていきます。
「これやるよ」「こっちもやっておくね」と伝えると、「悪いわね〜」とベッドから優しく声をかけてくださる奥様。
ご主人はダイニングでテレビを観ながらも、血圧測定や介助の声かけにはしっかりと反応してくださいます。

【“ありがとう”の一言に、胸があたたかくなった】

今日は歯磨きの後にズボンが少し濡れていたので、「お着替えして、パットも替えちゃいましょう」と自然な流れで声をかけると、
「そうだね」とすぐについてきてくださり、寝室でスムーズに介助を行うことができました。
着替えと介助を終えると、いつものように「悪いな〜ありがとね〜」と笑顔で感謝の言葉。
その何気ない一言が、今日も心にしみて、また明日も頑張ろうと思わせてくれるのです。

【介護って“気づきと配慮”を重ねていく仕事なんだと実感】

お二人だけでの暮らしはきっと不便も多いはず。
それでも日々の生活を支え合いながら、前向きに過ごされる姿は本当に素敵で、私にとっても学びの多い訪問です。
介助をしながら、こちらが元気をもらうことも少なくありません。
「ありがとう」の一言の重みと、ご夫婦の暮らしに寄り添えるありがたさを改めて感じました。

【あなたの“ほっとする瞬間”は、どんな時ですか?】

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
介護の現場で働く皆さん、在宅でご家族を支えている皆さん、そしてこれから介護の道へ進もうとしている皆さんへ。
毎日いろんなことがありますよね。嬉しいこともあれば、悩むこともあって、
時には心が折れそうになることもあるかもしれません。投げ出したくなる日もあるでしょう。
それでも、ふとしたやりとりの中で、思いがけず心がふわっと軽くなるような“ありがとう”に出会えることがあります。
それは利用者さんのやさしい笑顔だったり、「ありがとう」の一言だったり、
あるいは、それまで知らなかった一面を垣間見ることだったり。
皆さんが今日感じた「介護の中のあたたかさ」は、どんなものでしたか?
あなたがふと心を動かされた“ほっとする瞬間”は、どんな時だったでしょうか?
明日もまた、あなたにとって穏やかでやさしい一日になりますように。

naoより

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