【訪問介護のリアル】〜冷蔵庫の中から始まった、やさしい時間〜

nao70

はじめまして、naoです。
介護福祉士として特別養護老人ホームに12年半勤めたあと、訪問介護に転職して半年。
まだまだ新米訪問介護士として、日々の現場で感じた小さな気づきや、利用者さんとのやりとりをこのブログに綴っています。

家では夫と子ども3人の母としても毎日バタバタ。
だからこそ、**日々の“ちょっとした癒し”や“やさしい気づき”**を大事にしたくて、このブログを始めました。

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“ふんわりまったり、でもちょっと元気になれる”そんな発信を続けていけたらと思っています。
どうぞ、ゆるりと読んでいってくださいね

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介護

この記事の内容:

今日の訪問先

こんにちは!naoです。
12年以上特別養護老人ホームで勤務し、今は訪問介護の現場で日々奮闘中です。

さて、今日の訪問先は――70代の男性利用者さんのお宅でした。

一人暮らしで、持病を抱えながらも穏やかに生活されている方。
とにかくお話好きで、話し始めると止まらないタイプ。
昔の仕事の話から最近のテレビの話題まで、聞いているこちらも思わず笑顔になる、そんな会話が続きます。

買い物もご自身で行かれることがありますが、弱視のため少し心配な場面もあるので、時には一緒に買い物に行くこともあります。

冷蔵庫をのぞいて始まる、今日のごはん

今日は調理中心のサービスでした。
「何が食べたいですか〜?」と声をかけながら、一緒に冷蔵庫を確認。

「これ使えるね」「これはもうすぐ傷みそうかな?」
そんな会話をしながら、今日のメニューを決めていく時間が、まるでちいさな作戦会議のようで、私も楽しみな時間です。

「頼むね」のひとことに込められた信頼

メニューが決まると、ご本人は「じゃ、頼むね」とテレビの前へ。
この一言に、毎回信頼を感じて、ほんのりうれしくなります。

私は台所で数品のおかずを調理しながら、合間にキッチンやトイレの軽い掃除も。
作業がスムーズに進んだ今日は、気持ちにも少し余裕がありました。

“ありがとう”が心に残った日

作業が終わり「こんな感じでできましたよ〜」と声をかけると、
振り返ったご本人が、にこっと笑ってこう言ってくれました。

「今日もありがとね。本当に助かるよ」

たった一言。でも、その言葉に心がふっとあたたかくなって。
日々の支援の中で、こうして誰かの暮らしの一部に関われること――それがこの仕事の喜びだと改めて感じました。

あなたの今日にも、ほっとする瞬間がありますように

今日もまた一つ、心に残るやさしい時間をもらいました。
介護の現場には、毎日いろんな出会いと気づきがあります。

あなたの今日の“ほっとする瞬間”は、どんな時でしたか?

明日も、あなたとあなたの大切な人にとって、やさしい一日になりますように。

naoより

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