【〜今日の訪問先は〜】
こんにちは!naoです。
12年以上特別養護老人ホームで勤務し、今は訪問介護の現場で日々奮闘中です。
さて、今日の訪問先は――80代の男性利用者さんのお宅でした。
聴力がほとんどなく、普段のやりとりは手話やジェスチャー中心。
伝わりにくい時はホワイトボードを使って会話する工夫をしています。
【来客のお知らせから始まった、今日のやりとり】
いつものようにインターホンを押すと、室内にある来客ランプが点灯。
玄関を開けると、利用者さんがじっとこちらを見つめて待っていてくださいました。
手話で「おはようございます!」と挨拶すると、笑顔で頷いてくれる利用者さん。
今日は、服薬介助、点眼、ゴミの片付け、軽い掃除などが主な支援内容。
薬を飲むジェスチャーや目薬をさす動きで今から行うことを伝え、ひとつずつ丁寧に進めていきます。
【いっぱいの笑顔に、心がじんわりあたたまった】
作業の合間に、ふと利用者さんに向かってちょっとふざけたジェスチャーをしてみたら、
ぱぁっと表情が緩み、にっこりと笑顔を返してくださいました。
最近まであまり笑顔が見られず、表情が硬い日が続いていたことを思うと、
今日見せてくれたたくさんの笑顔が本当にうれしく、心にじんわりあたたかさが広がる瞬間でした。
【介護って”その人らしい笑顔や想い”も引き出せる仕事なんだと実感】
今日の訪問を通じて、改めて感じたのは、
介護は単に日常の支援をするだけでなく、
その方らしい表情や、心のあたたかさを引き出すお手伝いでもあるということです。
言葉がなくても、目と目、笑顔と笑顔で通じ合える――
そんな瞬間に立ち会えるこの仕事の奥深さに、また一つ、心が動きました。
【あなたの“ほっとする瞬間”は、どんな時ですか?】
今日もまた一つ、心に残るやさしい時間をもらいました。
介護の現場には、毎日いろんな出会いと気づきがあります。
あなたの今日の“ほっとする瞬間”は、どんな時でしたか?
明日も、やさしい一日になりますように。
naoより
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